高齢者の運転事故
連日のように高齢者が運転する車の事故報道がなされています。中には死者も出るような痛ましい事故があります。80歳とか90歳とか信じられないような高齢で運転して事故になったケースもままあります。確かに地方などは車が無いと生活できないようなところもあります。年齢が80歳と言っても実際には70歳のような運転能力を持った人もいれば、そうでない人もいます。つまり運転能力には個人差があり、生活事情もあるので例えば一律に80歳だから免許返納というわけにもいかないことは理解できます。それでも痛ましい事故は無くなりません。
社会的に問題だと分かっていても何も抜本的な手が打たれないのが実情です。例えば自動運転車が普及すれば解決するとも思えますが、そんな車は高くて買えないという人もいるでしょう。でしたら、シェアライドを普及させて地方のタクシー不足を補うとか手を打つことが必要だと思います。また、高齢者の事故率を考えると年齢で保険金を嵩上げしても良いと思います。保険金が上がることで自己の運転能力を顧みて、免許の自主返納をする人も増えてくる可能性があります。もっと社会や行政が、このわかりきった問題に対して本気で対策を図ることが必要だと思います。